ヤマハAE1200　初期型　純正別売ケース付き

世界的に材料が、枯渇しつしています。
マホガニーの代わりにウオールナットを代用したりと
いい材料を使った楽器は皆無になってきてます。
悲しいですね。

1978年に発売　上駒の溝が深いです。
これにより下ゴマ枕の座りがよく
単板の表板に、正確な振動を、伝える
ジョー・パスは完成度の高さに凄く驚き、弦振動を、的確に伝える
設計思想に驚嘆して共鳴しました（AEのプロモーションで数カ所ヤマハの営業マンとツアーしました。）
その場面を見て素晴らしい楽器である事を認識しました。
多くミュージシャンが絶賛したAEですが
海外送付時に外の機種でネックが折れた輸送クレームが発生。
残念ですがトラブル回避の為サドルの溝を4/3位に変更してしまいました。
以降での仕様ではAEの本来の音ではありませんね。
初期型の音を聞いて下さい
歴然と差がわかります。

単板のスプルースを時間を掛けてアーチを作る方法は単板を削り出すより音響的、耐久性からも素晴らしい技法です。上級機種の2000より立ち上がりが良いと評価は高いです。
クラックはありません。
木部の動きが少なくのです。

ブリッジも高硬度の管楽器クラリネットに使用するグラダニアを使用、
此れも総て生鳴りにこだわったからです。
残念ながらオリジナルのピックアップはSGのリファレンスで、AEには合っていないので手持ちのピックアップに替えました。
アメリカでは、SAもダンカン、ディマジオに換装して販売されてました。
バイサウントシステムもAEには不向きです。
AEはギブソン等に変更されるのも良いと思います、
弦高12f 1.5mm 1弦 1.2mm
弾きやすいです。
ヤマハのこの時代和田工場の木工は世界一です。
当然白濁はあります。
ヤマハビンテージの印ですね、
ずっと持って老人ホームに連れていきたいですが、20本以上ありますから断捨離、
寂しいですが次世代に奏でる方にバトンタッチ。

種類...フルアコ

カラー...サンバースト