しょうあい染めチキュウコロモ(ひかり ゆらぎ)

2024年作のチキュウコロモが仕上がりました
去年のすくもが発酵期間を100日間かけてつくったので
想像以上に良い出来で
盛夏の7月8月、とくにライオンズゲートが開いている時はとてもパワフルに染まりました◎
今年の布は日本産
去年よりやや厚くしっかりした
オーガニックコットンダブルガーゼです
しょうあい染で何度も染め重ね
こちらは、ひかりとゆらぎをイメージした絞り模様を入れました☆

そして
お守り魔除けの祈りを込めて
しょうあい染めの大麻(ヘンプ)の糸でちくちく手縫い◎
襟ぐりは
柿渋で染めたリネン100%の布を合わせました

手縫いの
ゆらぎと柔らかい雰囲気が好きです

母なる地球が育んだ植物から
頂いた命と色と薬効
草木で染めた衣は
植物の優しさと温かさを感じて
身も心もホッコリ
纏うと地球への愛が深まる。。
ような氣がします◎

藍には
抗菌、防虫、保温、防臭、紫外線防止
たくさんの効能があり
敏感肌、アトピー性皮膚炎の方にも
安心して着用して頂けます
柿渋にも
抗菌、防臭効果があるので
汚れやすい襟周りにはピッタリです

size 横巾 約52cm×身丈 約59cm
S、M、Lの方

☆しょうあい染めとは？☆
蓼藍の葉を発酵させた「すくも」に灰汁だけを入れて微生物の力だけで時間をかけて発酵させて染める液をつくる(建てる)やり方です
建てた後は灰汁と貝灰と小麦フスマのみでお世話します
本建て正藍染めは色移りが全くなく色落ちも穏やかで、虫除けや紫外線を防ぐ薬効があります
また遠赤外線効果もあるので保温効果に優れています
その効果は染めた布に微生物が宿るためと云われています

藍染めには、いくつか種類があり染める液を化学薬品を使って手軽に時間をかけずにつくったり建てる時にブドウ糖や水飴などを入れて素早く還元させて濃い色を短時間で染められるやり方があります
その建て方で染めた藍染めは色落ちや色移りが激しかったり黒っぽく染まる印象があります

しょうあい染で染められた衣は肌にとても氣持ちよく私自身も氣にいって愛用しています
人の口に入っても安心な材料なので、土に還すのも安心で地球を汚しません。
発酵した染め液は畑の肥料としても使う事が出来て来年の藍を育てるのにも役立ちます
しょうあい藍染の氣持ち良さを体感して頂けると幸いです♪