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伊勢湾台風物語
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昭和34年（1959年）9月26日、名古屋市はいつもと変わらない平和な朝を迎えていた。
小学6年の津島ひかりも西沢利夫も楽しみにしていた翌日の運動会が台風によって中止に決まり、午前中で学校が終わった。
家に早く帰ったひかりは、愛犬ブチを連れて散歩に出かけた。
夕方になると、雨は激しくなり、大波が名古屋港にも押し寄せ、ひかりも前に進めないほど暴風に進めないほどの暴風に吹き付けられた。
午後9時35分、伊勢湾は満潮をむかえ、高波ができ乗り越え、人家へと流れ込んだ。
利夫の家も水に沈み、母と妹をかばうものの、利夫も力尽きてしまう。そして、ひかりも波に呑まれ流されていった。
しかし、その後にはひかりを必死でおいかけるブチの姿があったのだった。
長い間探して、ようやくツタヤのweb店舗で見つけ、非売品だったのですが、無理を言って3万円で売ってもらいました。
素晴らしい作品で、小学校の理科専科の授業で、驚くほどの感動を子どもたちに与えました。激しく泣き出す女児が続出したこともありました。買ってよかったと思ったことでした。災害国家日本で暮らす子どもたちには、是非視聴してほしい作品です。
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